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寄付金募集・奨励基金|生徒の理科研究所

 ♦寄付金の申出

♦生徒の理科研究所は、生徒理科研究を支援するために「論文出版奨励基金」を設けました。生徒理科研究の振興に賛同される皆さんに寄付を呼びかけます。この基金は、生徒理科研究のための特別な公的経費を得ていない学校あるいは教師・生徒の「論文出版料」の支援に用いられます。基金は特別会計として研究所の運営経費とは区別して管理されます。会計報告は毎年、生徒の理科研究所のホームページに公開されます。公的研究経費の代表的なものを下に示しました。
♦寄付金の払込みは銀行振込によりお願いします。下の「寄付金の申出」を押すと専用のページに移動します。
寄付金の申出

*代表的な公的研究経費

科学研究費補助金(奨励研究)(日本学術振興会)
スーパーサイエンスハイスクール(文部科学省、科学技術振興機構)
中高生の科学研究実践活動推進プログラム(科学技術振興機構)
中高生の科学部活動振興プログラム(科学技術振興機構)
ジュニアドクター育成塾(科学技術振興機構)
グローバルサイエンスキャンパス(科学技術振興機構)

論文出版奨励基金の趣旨

♦「生徒の理科」に論文を掲載・出版しようとする学校あるいは教師・生徒は論文出版料を支払う必要があります。「生徒の理科」では出版経費が読者から徴収する購読料あるいは学会費ではなく、論文著者の支払う論文掲載料からまかなわれるからです。その結果、「生徒の理科」はだれでも自由に無料で読むことができる論文誌となっています。このような論文誌はわが国ではあまり見かけません。しかし、生徒の理科研究所はあえてこの方法を選びました。生徒理科研究の普及と発展にはこちらの方が効果的だと考えたからです。
♦「生徒の理科」の論文出版料は、「書き直し投稿」原稿について以下の式で求められる額です。
論文出版料=本文の総文字数 x 3円 + 40000円。
*なお、生徒の理科研究所は、著者の所属する学校あるいは著者(指導教員・生徒)が公的機関から研究経費の配分を受けていない場合には、論文出版料を30,000円だけ特別割引し、生徒理科研究の論文出版を支援しています。特別割引の申請方法等については「論文投稿」のページをご覧ください。
♦論文出版料はその論文が学校で行われる生徒理科研究の成果を発表するものである限り、学校が支払うべきものです。その額は生徒の理科研究に力を入れている学校やそのための公的経費を取得している学校にとっては負担可能な額です。しかし、生徒理科研究に力を入れていない学校や公的経費を取得していない学校の場合は、出版料を出すことは不可能ではなくても容易ではないと思われます。
♦そこで、生徒の理科研究所は、公的経費を取得していない学校(教師・生徒)の支払う出版料を援助するためのしくみとして、「論文出版奨励基金」を設け、ひろく寄付金を募ることにしました。各著者に対する援助額は、前年度の出版論文数と寄付金の状況を見て各年度毎に年度当初に決め、基金がある限り3万円を上限に先着順で援助します。
♦寄付金をいただいた方には、「生徒の理科」に新たな論文が掲載されるたびにそのお知らせメールをお送りします。

よくある質問
出版料はどのように使われるのか。その金額の算定根拠は何か?

(答え)出版料は研究所の運営経費と査読・編集にかかわる謝金に使われます。生徒の理科研究所は、現在は論文投稿がほとんどなく公的支援もない中で、やむなく理事の支払う年会費と理事から受けた基金をとりつぶして活動しています。論文出版料収入が得られれば、その使途は以下の通りです。研究所と編集部の運営経費としては、ほぼ半額がパート事務員人件費(1名分)で、その他に京都市に開設予定の事務所レンタル料、税金・法人登録料、情報・通信機器ソフト料、旅費、一般事務経費等です。謝金は編集・査読者に対する謝金です。査読は基本的に無報酬のボランティアでお願いしますが、特定の人に多数回の査読をお願いする場合は年2報を超える分に少額の謝礼を支払います。なお、論文出版料の算定は、年間70~80報の論文投稿があれば公的支援がなくても研究所として資金的に自立できる料金(損益分岐点を超える料金)を設定しています。この論文数は約200校のSSH校が年1報の論文を査読有り論文誌に発表するようになれば十分可能な数です。現在はすべて無報酬のボランティアで経費を最低限に抑えて活動します。研究所の主旨に賛同される方の寄付を訴えます。

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